オンライン寺子屋「朝礼だけの学校」では、生徒はみな先生であり、先生も学び続ける生徒です。「目覚まし朝礼」300回記念の今日は、松岡正剛先生をゲストにお迎えしています。
    松岡先生が一番シックリくる肩書き、からお話がスタート。「編集工学者」という名の由来も伺います。角川武蔵野ミュージアム https://kadcul.com/ 、2000年から始めた「千夜千冊」 https://1000ya.isis.ne.jp/ の話を聞いていきます。本棚の本の置き方についても解説してくれます。
    松岡先生の生い立ちを紹介していきます。お父さんが多額の借金を残して死去したため、やむなく早大を中退。広告会社に勤め、営業活動のかたわら、高校生向けのタブロイド版の新聞『the high school life』を創刊。この時期、編集活動を通じて、稲垣足穂さん、土方巽さん、寺山修司さん、唐十郎さんなどと親交を深めます。そして、1971年に伝説的な雑誌『遊』を創刊。
    松岡先生は様々な仕事をなさっていますが、なんといっても、私は1990年に発刊された『情報の歴史』に感銘を受けました。その成立の背景を詳しく伺います。キーワードは"動態認知"です。『情報の歴史』新版はこちらから→ https://www.amazon.co.jp/dp/4991163900/ 

    松岡先生はどんな少年時代を送ったのでしょうか?    その光景を教えてもらいます。藤原と松岡先生とのエピソードも紹介していきます。「情報編集力」という私がライフワークとして使用している言葉が、松岡先生の影響が大きいことも明かしています。
『日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く』 https://www.amazon.co.jp/dp/4065187737/ を読みながら、松岡先生にコメントをもらっていきます。小さきもの、あそび、2+1ゲーム、希少性=マレビト性、傾く(かぶく)・・・といった大事なキーワードが登場します。またその中で、私の凧揚げのエピソードを松岡先生が紹介してくれます。イシス編集学校はこちらから→ https://es.isis.ne.jp/
    松岡先生にならって、千朝千題という試みについてもお話しします。「お題は大事だ」と松岡さん。最後に、「和光同塵」というキーワードを教えていただきます。

    今日のお題は、ISIS編集学校で松岡先生が出されている課題「歌舞伎っぽいものと聞いて、皆さんはどんなものをイメージしますか?」です。また、あなたは傾いて(かぶいて)いますか?