11月に入学いたしました「ショウイチロウ」です。
私の父@タモツ と共にスクールで開催しているオリジナルよのなか科「Yononaka」ですが、今月は「あそび」をテーマにワークを行いました。

今回の参加者は9名(小学生:5名、中学生:1名、大学生以上:3名)。2つのグループで意見共有しました。テーマが「あそび」ということで、いつも以上にアタマをやわらかく使うことを意識して、ワークに取り組みました。

ワーク①「連想ゲーム(木→ロボット)」

まず「木」という言葉から連想される言葉をできるだけ多く書き出しました(個人ワーク1分)。その後、連想を広げて、最終的にロボットまで辿り着くよう言葉をつないでいきました(個人2分)。
まとめ Yononaka「あそび」 1.png 92.8 KB多様な視点の意見が共有されました。
木のエネルギー源・素材としての側面からの意見、色や環境の側面からの意見、誰一人として同じルートがなく、面白かったです。

ワーク②「マインドマップをつくろう(あそぶ/あそび)」

「あそぶ/あそび」を真ん中において、マインドマップを作っていきました(個人2分)。そして各意見をまとめて、全体のマインドマップにしてみました。

無題.png 62.26 KB「あそぶ/あそび」からさまざまな言葉が連想され、じわーっとイメージが広がっていく様子が感じ取れると思います。このマインドマップのように、意見を共有し合うことで、自分だけでは辿り着かなかった考えまでいけるのがYononakaの時間。

やはり、言葉を知っている大人の方が、縦横ナナメに広げられていました。また、プログラミングを学んでいるスクール生は、一方向に順番につなげていく形が多く見られました。日常の順序処理のクセが出ていたのだと思います。
面白かったのが、例として説明していた「りんご」でアイデアを出した意見。
「りんご→ゾウ→アフリカ→人食い族?→人→自分→木村(名字)→木→りんご→アップル→iPhone→・・・」
といったように、りんごから始まったのを一周させて、また別ルートに行く、という「あそび」を自ら生み出していたのが印象的でした。これもあそび!(笑)

ワーク③「やらなきゃいけない!→たのしいあそび に変えよう」

まとめ Yononaka「あそび」 3.png 147.76 KB次は、「やらなきゃいけない!」と思うことを「楽しい遊び」に変えるワーク。日常生活の中で、自分が思う「やらなきゃ」をもとに、自由に考えていきました(個人2分)。

テクノロジーを活用して商品アイデアを出したり、競争や報酬といったゲーム要素を組み入れたり、まずは可視化してレベルを書く、掃除について哲学するといった意見まで、多様なアイデアが飛び交いました。

ここで一旦まとめとして、ワークの振り返りを行いました。
ワーク①②で行った「連想/イメージを広げる」ことは、社会に出るとさまざまな場面で必要になってきます。ゲームクリエイター漫画家デザイナーのように、クリエイティブな仕事に必要なのは分かりやすいですが、他の仕事、例えば電話をすること、商品を提案することにおいても大切なことです。
1119 あそび (1).jpg 163.66 KBワーク③では「やらなきゃ」を「やりたい」に変えるワークを行いましたが、ゲームの仕組みを利用して行為を夢中にさせることを「ゲーミフィケーション」といいます。※いくつか事例を共有しました。1119 あそび (2).jpg 199.54 KB

ワーク④「動画を見て考えよう(小林都央さん)」

今回の参加者は小学生が多かったことから、年齢が近いクリエイター「小林都央さん」のインタビュー動画を見て、遊びについて考えました。動画の中で小林さんが「将来の目標は特にない。今夢中になっている3Dアニメーションをずっと続けられたらいいと思っています。」という部分が印象的でした。

ワーク⑤「いま夢中になってやりたいこと」

小林さんの動画をもとに、最後のワークでは「いま現時点で夢中になったやりたいこと」を考えました。1人ずつ全体の場で意見共有しました。

Yononakaレポート    サムネ.jpg 138.93 KBワークの最後のまとめとして、「やらなきゃいけないことって、ほんとにやらなきゃいけないのかな?」と問いかけました。歯磨きは本当に必要か、掃除は必要か、宿題は必要か。「掃除しながら哲学する」という意見がワーク③で出ましたが、そういう「疑う」ことを、忘れずにいてほしいと思います。
学校での勉強に関しては、何か覚えることだったり、計算することは、コンピュータで行うことが出来ます。私たちより正確で速く行うことが出来ますが、それでも学校で勉強するのはどうしてか。
1119 あそび (3).jpg 144.83 KB最近ChatGPTの進化が加速していますが、私たち人間はどこまでやらなきゃいけないのか。これから何をしていけばいいのか。何をして生きたいのか。そんなことを日常でも少し考えてほしいと思い、最後に共有しました。

以下、参加者の感想です。
・木とロボットを連想でつなげるワークで、一見共通点がなさそうなこともつながるのがおもしろく、皆の自由な発想が活かされていたと思います。
・〇〇くんの「木の連想ゲーム」の発想力がすごいと思った。
・コミニケーションをもっと出来るようになりたい。
・今後も参加することで、自由な発想は忘れずに、かつ他の人のアイデアに耳を傾けることもしていこうと思いました。
・木から風になった(そういう意見があった)のが印象に残りました。
・世の中の事を知って他の人と意見を共有していきたいです。

小学生であっても「誰一人として同じ意見はない」と、Yononakaを行っているなかで感じます。顔や体が異なるように、物の見方や考え方も人それぞれ。各々の経験と、それに対する感じ方が形作っています。
だから完全に分かりあうことはできません。ただ「分かろうとする」ことはできます。自分の意見を表明することももちろん大事。それと同じく、他者の考えを聞いて、その人の頭の中をイメージすることも大事だと思っています。
この時間で学んだことが、必ず参加された方にとっての貴重な体験になっていくと自負しておりますし、今後も毎月続けていきたいと思っています。

感想やコメント(ダメ出しも大歓迎)、いただけますと幸いです。次回は「ロボット」をテーマに、子供たちの発想力を引き出すワークを行う予定です。また共有させていただきます!