「地球上に最後に残るクルマ」これは歴代ランドクルーザーに引き継がれてきた開発コンセプトです。「行きたいところに行けて、必ず戻って来れる」「燃費よりも信頼性」。とりわけ僕の愛車のランドクルーザー70は、ランドクルーザーシリーズのそのDNAを現代に色濃く伝える極めて高い悪路走破性、耐久性を誇るヘビーデューティな現役モデルです。そんなランクル70が動かなくなってしまいました!
今週末日曜日に新座で開催されるイベントで、コーヒーを淹れるボランティアをするので、その道具を車に積み込むため、車で渋谷のオフィスに行くことにしました。自宅の駐車場に行き、電子ロックで解錠使用しようと思ったら、あれ?反応なし。「電池が切れた?」と思い、手動で解錠。車に乗り込み、キーを回したら、あれ?全く、うんともすんとも反応がありません。
思わず頭の中では「どうしたんだ?Hey Hey Baby♪」と忌野清志郎のあの名曲がリフレイン。そして、ここまで曲が進んで、はたと気づく。「あっ、バッテリーか!」。どうやら、バッテリーが上がってしまったようです。
原因には心当たりがありました。そう、室内灯です。先週、土曜日に河口湖に行った帰り、浅草のキッチンカーの後、日本橋の友人宅でのカニパーティに参加するため、小伝馬町のアパホテルに宿泊。その時、ホテルに連絡する時、ホテルの駐車場で確かに室内灯を点灯した覚えがあります。おそらく、それから今日のお昼までの間、ずっと室内灯が点灯したままだったようです。
案の定、救援に駆けつけてくれたJAFの人によると、バッテリーは空っぽの状態でした。そして、電気をもらって、無事、エンジンがかかり、その後、2時間ほどドライブして、今はすっかり回復しました。
それにしても「地球上で最後に残るクルマ」にもこんな弱点があったとは!総重量3t。堅牢で高いオフロード性能が自慢の陸の王者ランクル70のアキレス腱は、意外にもこんな小さく弱い光の室内灯でした。2014年に発売された僕のランクル70には当時の最先端のつながるサービス「T-Connect」が搭載されています。通常であれば、T-Connectの「うっかり通知」サービスによって、室内灯の消し忘れをメールで知らせる通知がスマホに届くのですが、どっこい、この車は2014年発売といえど、中身はそのはるか30年前に開発されたクルマ。いわゆる車の電子プラットフォームやECUがはるか前世の代物なので、そんなメールは届きません。
この日は倉庫からミャンマーの豆120kgがオフィスに届く予定だったり、大事なオンラインミーティングの予定がはいっていたので、車が動かなかった時には久しぶりにマジで焦りました。振り返れば、今年になって、初詣では大吉のおみくじを引くわ、RoCoBeLのビジネスでは、立て続けに、素敵な出会いや面白い企画、大型商談が舞い込むなど、いいことずくし。好事魔多しとはよく言ったものです。
おかげで、僕の人生の免疫システムというか、生来のトラブル対応機構がフル稼働。久しぶりに、気持ちいい冷や汗をかきました(笑)そう思えば、これもいいトラブルでした。
「好調はたまたま。不調こそ我が人生」。今一度、この座右の銘を確認できた、立春の日の出来事でした。

PXL_20220204_062503660.jpg 2.37 MB