凱旋門賞が終わった。今年はドイツ出身のトルカータータッソが勝った。日本馬の悲願は達成ならず。参加した日本の馬は、前哨戦のフォア賞を逃げ切り勝ちしたディープボンド、そして、凱旋門賞馬の父をもつ現在日本最強馬のクロノジェネシス。無事に走り切っただけで、十分である。テレビ越しでも分かるほど、かなりタフなレースになっていたので、とにかくケガをしないかが心配だった。日本の代表として戦ってくれたことを、とても誇りに思う。

 そして同時にスプリンターズステークス。なんと三歳馬のピクシーナイトが勝利した。三歳馬としては、アストンマーチャン以来14年ぶりの快挙だ。こちらのレースは、福永ジョッキーがレース後のインタビューで「完璧なレース」と述べていた。たしかに、とても面白いレースだった。

 僕は個人的に、現役時代を見ていたという上積みを加えて、ロードカナロアがスプリンターとして最強だと思っている。しかし今後、ピクシーナイトがロードカナロアを上回る可能性が出て来た。ピクシーナイトがどんなレースをして、どんな馬になっていくのか、また新たな楽しみが増えた。

 

 そういえば、一つ前のブログに入れた「特待生」の話を、意外にも多くの人に拾っていただいたために、濃密な議論になっていた。僕としては、文の流れを鑑みてさりげなく放り込んだつもりだったが、思いのほか引っかかってくれたようだ。そして僕なりの意見も返信させていただいたが、改めて少し書こうと思う。

 結論から言うと、僕も特待生制度には反対である。「お前が言ったんだろ!」と聞こえてきそうだが、大目に見ていただきたい。

 カズ先生も仰っていたが、やはりこの制度は生徒=先生という構図であるこの学校の在り方に反する。特待生というのは、教えられることが前提になるからだ。そしてもう一つ、実体験も交えて話すと、僕は野球をしていた時に、特待生で野球部に入った人がプレッシャーのせいで大成できなかった、という話を多く聞いた。特待生制度は、生徒一人ひとりを縛ってしまう側面があり、自由な学びの促進は難しいのではないか。もしこの僕の考え方に意見をくださる人がいたら、またお願いしたい。

 

 正直言ってしまうと、軽い気持ちで書いた。それがここまで大きな議論になり、嬉しくもあり、申し訳なくもあるが、僕にとってもじっくり考える良い機会になった。やはり、発信してフィードバックをもらうということは大切なことだ。今後もちょくちょく発信してみたい。皆さんに競馬を見ていただくためにも。

 

ということで、入学いたしました。古川真愛と申します。よろしくお願いいたします。